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アメリカンハウスに和室は必要?

 

アメリカンハウスの和室の有無

アメリカンハウスの家でも、1つは和室が欲しいという方は少なくありません。日本ならではの四季折々の行事の飾りを置いたり、客室や子供が小さい時には遊び部屋としても活用できます。

 

日本家屋の純和風な和室ではなく、アメリカンハウスに似合うようなモダンな和室を設けることも可能です。住宅の資材が海外の基本寸法の場合、畳のサイズを住宅に合わせたり、畳は日本の基本サイズを採用して周りを板張りにする方法などもあります。

 

小上がりの畳

最近では和室を設けずに、その分リビングを広くするような間取りは珍しくありません。しかし、「畳でゴロゴロしたい」というリラックスタイムも視野に入れ、和室を取り入れたいという方もまだまだ多く人気があります。ですが、敷地面積の都合上、独立した和室を設けることが難しいという現実もあります。そういった時におすすめしたいのが「小上がりの畳」です。小上がりの畳は、リビングよりも一段高くなっている畳のスペースです。部屋としての独立性を持ちながら、壁や障子などがないため圧迫感もなく、広々とした空間が実現できます。

 

小上がりの畳の特徴は、アメリカンハウスの雰囲気を壊すことなく和室として畳のスペースを確保できることです。シンプルな家でも洋風の家でも、どんなテイストでも合うため、リフォームをする際、あえて小上がりの畳を設けるのも人気になっています。

 

さらに、小上がりの畳にすることで、その段差を収納スペースとして空間を活用することができるのも魅力です。散らかりがちな子供のおもちゃや、普段使用しないものなどを収納スペースに収め、スッキリとしたリビングを保つのにピッタリのスタイルです。

 

しかし、設置する場所によっては逆にリビングが狭く見えてしまうこともあります。奥行き感や収納スペースを確保できる小上がりの畳ですが、リビングの広さや天井の高さなどを考慮して検討するようにしましょう。

 

アメリカンハウスの和室の必要性

アメリカンハウスの家に「和室は必要か?」と、悩まれる方は少なくありません。しかし、和室が1つあると洋室にはない使い道や良さがあります。応接室のように来客時に使用したり、両親が泊まりに来た時など、和室ならではの使い道があります。また、将来歳を重ねた時にも和室の落ち着いた雰囲気が安心感を与え、和室の良さをしみじみと感じられることでしょう。

 

必要性や使用頻度を考慮し、少し小さめの4.5畳にしたり、一般的な6畳にしたりなど用途に合わせて間取りを考えましょう。また、洋と和を融合させたデザインを考えるのも楽しみの一つです。

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