グループ 3113

一か所にまとめられているアメリカンハウスのユーティリティー

ランドリーなどのスペースがまとめられているアメリカンハウス

日本の一般住宅とアメリカンハウスの違いとして挙げられるポイントの一つに、ユーティリティースペースの作りです。アメリカンハウスの場合は、洗濯機や乾燥機などのランドリー設備、日用品の保管庫などを一か所にまとめていることがほとんどです。その分ちょっと大きめのスペースが取られていて、快適にそこで作業ができます。洗濯をしてから乾燥機にかけ、その場でアイロンをかけられ、服をたためるといった具合です。

 

また、そのスペースに保管庫も設けられていますので、狭い押し入れの中をゴソゴソと探して、家の備品を見つけたり、奥から苦労して物を取り出したりする必要もありません。一室に家事用のスペースがまとめられているため、とても効率が良く仕事がしやすいのです。棚を上手に配置すれば、物を見つけるのも楽ですし、出し入れもスムーズです。生活用品と同時に食料関係も置けるので、大きなサイズの食料品を買ってきても保管に困ることはありません。

リビングやキッチンに生活感が出なくてすっきりする

アメリカンハウスにこうした大きなユーティリティーが設けられているのは、作業の効率のためだけではありません。家の中の見た目という点でも役立っているのです。食料品のストックやちょっと大きめの道具をキッチンに置いておくこともありませんし、ランドリー関係の設備も目に見えないところに閉まっておきます。普段生活するスペースには、いわゆる生活感のあるものが出てこないので、すっきりとした印象があるのです。アメリカンハウスでは、作業する場所はいかにも生活感あふれるスペースとなりますが、普段の居住スペースはのんびりと落ち着ける雰囲気を保てるのです。

これはキッチンだけでなく、洗面所でも同じことが言えます。アメリカンハウスと比べ、日本の一般住宅の多くは、洗面所に洗濯機や乾燥機があるというスタイルを採っています。しかし、お客さんが泊まりで来た時などは、ちょっと生活感が丸出しのところを見られてしまうという点があります。また、洗面所やお風呂を誰かが使っていると、ランドリー仕事がしづらいという不便もあります。しかし、アメリカンハウスのユーティリティーをまとめるという形であれば、こうしたデメリットを解消することができるのです。お客さんには一切生活感のある様子を見せることがありません。また、作業をする場と、普段の生活をする場が完全に切り離されていますので、いつでも他の家族のメンバーに関わりなく仕事ができるというメリットもあるのです。

 

 

この記事と似たタグのついている記事一覧

記事がありません。